かつて、栄華を極めたタルテス帝国―――――。


荒廃したその遺跡に、若者のツアー客が訪れる。


若者たちは、祭壇に置かれた「輝くボール」を取り上げ、鬼ごっこ(パルクール)で遊びだしてしまう。

実はこのボールこそ、「神殿」のご本尊であるご神体のひとつであった・・・。
「炎の魔王」の怒りにより遺跡の大地は揺れ、炎につつまれる。


若者たちは、自分たちの能力を最大限に生かしたパフォーマンスを捧げ、神の怒りを鎮めようとする。それは、まさに「異能種たちの競演」だった。


願いが叶い、天から舞い降りた「水の精エイゲル」が、神の怒りを激流で流し去り、ご神体を再び封印する。

キレのある動きと厳格な表情で、神の怒りを鎮める、炎の使い手。ほとばしる火の玉を自由自在にあやつるファイヤーパフォーマンスの迫力は見ものだ。

身体を力強く振り回すブレイキング、見る者の想像を凌駕するハンドバランス。磨き上げた身体が魅せる壮絶なパフォーマンスの数々が、見る人の心を掴んで離さない。

吊るされた布で体を支え、宙を舞い、力強く空を切る、アクロバティックな動きが特徴。瞬きを忘れる緊張感の中繰り広げられるパフォーマンスに、思わず息をのむ。

男女二人のペアが魅せる、極限の身体バランスパフォーマンス。重力に逆らい、互いの体を緻密なバランス感覚で支える様は、静かながらも目を見張る迫力が。

煌びやかな衣裳を身にまとい、女性らしく優美な動きで見ているものを魅了する水の精。空中で、華麗かつアクロバティックな演技を魅せる。

会場内を身軽に、自由に駆け回るパルクールの若者たち。岩から岩へと飛び回る、壁を駆け上るなど、超人的な動きは実にスリリングだが、軽快で、明るくショーを盛り上げている。

2体の石像が守る門を抜けると、舞台となる古代遺跡が広がる空間へ。観客はステージを囲むかたちで、迫力のパフォーマンスを楽しむことができる。吹き出す炎、溢れる洪水を目の前に、上演中はハラハラドキドキが止まらない。