2024 年 7 月 12 日
歴史ロマンを感じるローマの遺跡
Hola!みなさん、こんにちは。
志摩スペイン村には、スペイン現地の名所がモチーフのスポットがたくさんあります。そのひとつに「遺跡」があるのはご存じでしょうか。
サンタクルス通りの花壇越しや、ハビエル城博物館などから見ることができます。
この遺跡はスペインにあるローマの遺跡をモデルに作られました。
スペインとローマって何の関係が?と思うかもしれませんが、実は歴史をさかのぼると深い関係が。実は、紀元前3世紀ころから、スペインはローマ帝国の支配下に置かれてたという歴史があります。スペインの国名「エスパーニャ」の語源は、ローマ人がイベリア半島全体を「ヒスパニア」と呼んだことが由来なんだそう。
今でも、スペイン各地にローマ帝国の面影を感じる建築物や遺跡が数多く残されています。
志摩スペイン村に再現した遺跡は、セビーリャ郊外にある古代ローマの大都市イタリカの遺跡の一部がモデルになっています。イタリカは、ローマ五賢帝にも数えられるトラヤヌス帝やハドリアヌス帝が生まれた町としても知られています。
柱などの遺構が再現されています。スペイン現地では、現在でも神殿や浴場、パン屋などの遺跡が残っているそう。
キャラクターミュージカルを上演中の「コロシアム」も、バレンシア州のサグント(ローマ名サグントゥム)の円形劇場をモチーフにしています、
たくさんの人を収容できて、どの席でも見やすい階段状になった観客席にローマ人の知恵を感じますね。サグントには、1万人収容できる円形劇場がつくられたそうです。
ローマ人はすぐれた土木建築技術によって、神殿や公共施設、邸宅などを数多く建設しました。セゴビアの水道橋も有名ですよね。ハビエル城博物館ではミニチュアを見ることができます。
接着剤や釘を使わずに石材を積み上げたこの橋は、15km以上離れた川から街に水を供給していました。はるか昔に、このような立派な建造物をつくり、今なおスペインに残り続けているなんて!偉大なるローマ帝国の歴史にロマンを感じずにはいられませんね!
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