Hola!みなさん、こんにちは。
海岸沿いを白壁の家屋が並ぶ美しい町、スペイン・バレンシア。
バレンシアといえば、パエリアやオレンジ、火祭りやトマト投げ祭りなどが有名ですが、実は陶器や絵付けタイルの産地として、その名が知られているのをご存知でしょうか?

芸術の秋ということで、今回は陶器工房「カンタロ」で取り扱っているバレンシアの芸術品である陶器「マニセス焼き」をご紹介します。
マニセス焼きは、スペイン・バレンシア州の中心部に位置するマニセスという町で古くから生産されている陶磁器のことです。
ルネサンス期には、その美しさからイタリアに大量に輸出され、宮殿を彩りました。

マニセス焼きの特徴は、黄色と青色の釉薬を使用していることです。
大きく人物や動植物、古典神話などをモチーフに描き、異国情緒溢れる色彩を纏って様々な独自性を生み出しています。
「カンタロ」で展示しているマニセス焼きは、絵皿や花瓶♪どこか素朴な絵柄ですが、気品も感じられます。
そして絵タイルも!
こちらはまた違ったタッチで、手描きの良さが出ていますね。
絵の題材として、しばしば人間を取り上げていることもマニセス焼きの特徴のひとつです。


これらのタイルアートも、スペインが誇る芸術品のひとつ。
スペインでは、宮殿や教会の装飾、通りの看板や家の外壁など至る所に絵タイルがふんだんに使われ、街中が美しく彩られています。

ちなみに、志摩スペイン村パーク内やホテルでも、マニセス焼きやタイルアートの装飾をたくさん見ることができますので、ぜひ探してみてください♬
特にパーク内にあるハビエル城博物館内の「バレンシアの台所」は必見!

18世紀の貴族の台所が再現された展示室です。
1,604枚ものマニセス焼きのタイルが壁に敷き詰められていて、とても美しく、圧倒されること間違いなしです。
厨房を中心とする日常生活の場面が描かれていて、当時の家庭の様子を知るための貴重な資料となっています。


いかがでしょうか。
焼きものの街ならではのマニセス焼きと、贅沢なタイルアートで、スペインの芸術や文化をお楽しみください♪
Hola!みなさん、こんにちは。
陶器工房「カンタロ」には可愛い食器や雑貨がいっぱい!今月入荷したばかりの色鮮やかなスペイン陶器を紹介します。

アンダルシア地方コルドバ近郊にある、1970年から4世代に渡って伝統を受け継ぐ歴史ある工房で作られています。
絵柄は4種類。どれもカラフルで、食卓がとっても明るくなります。
横顔が愛らしいバード柄

ひとつひとつハンドメイドで作られているので、個体差があってかわいいです。
色鮮やかでフレッシュなオレンジ柄

やさしい色合いのカラフルフラワー柄

大人っぽいフラワー柄

食洗器、電子レンジ、オーブンOKで実用的なので、毎日の食卓で活躍すること間違いなし。
お皿の裏側や縁取りも凝っていてオシャレです。インテリアとして飾ったり、贈り物や新生活にもぴったり♪

スペインの明るさやぬくもりを感じられるスペイン食器で、楽しいお食事をお楽しみください♪
※品切れの場合もございますので、あらかじめご了承ください。
Hola!みなさん、こんにちは。
人気のお土産「ポルボロン」に、クリスマス限定のフレーバー「ストロベリー&チョコレート」が登場しています。

開けた途端ふわりと、いちごのあまい香りが漂ってきて、すでにハッピーな気持ちに。ひとつずつ、キャンディーのように包まれているのも、かわいいです。

包みを開けると見た目はシンプルなクッキーのようですが、食べると、ほろほろっと口の中で溶けていきます。
チョコレートといちごのやさしい甘さもたまりません。
ポルボロンは、スペインのクリスマスに欠かせない伝統菓子。中世の頃に、スペイン南部アンダルシア地方の修道院で生まれたと伝えられていて、今ではスペイン全土で愛されるお菓子となっています。
季節を問わず楽しめるお菓子で、スペインでは特にクリスマスやお祝いの時によく食べられるそうです。
口の中に入れて崩れないうちに「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えられたら幸せが訪れる、という素敵な言い伝えもあるんですよ。

志摩スペイン村では定番のクラシコやバニラ、伊勢志摩ならではの伊勢茶味など、いろんなフレーバーを販売しています。

やさしい甘さが口いっぱいに広がるポルボロンを食べて、素敵なクリスマスをお過ごしください。
※品切れの場合もございますので、あしからずご了承ください。
Hola!みなさん、こんにちは。
チュロスのお店「チュレリア」に冬限定のメニューが登場しています。
チョコレートにチュロスをひたして食べる「チュロス・コン・チョコラテ」です!

チュロスの本場スペインでは、サクサクのチュロスを濃厚でとろとろのホットチョコレートに浸けて食べるのが定番です。
朝食やおやつの時間に食べるそうですよ。
今回のチュロスはミルク味です。

ホットチョコレートの濃さは2種類、ビターとミルクから選べます。
ビターはとろみの強い濃い目のチョコレート。たっぷりチョコをつけて食べたい方にオススメ。
ミルクはまろやかな口当たりで、飲んでも体がほっこり温まって美味しいです。

チョコレートが残ったら、プラス400円で「おかわりチュロス」もできます!
ぜひ、スペイン流のチュロスの食べ方でお楽しみください♪
チュロスのお店「チュレリア」の詳細はこちら
Hola!みなさん、こんにちは。
志摩スペイン村には、スペイン現地の名所がモチーフのスポットがたくさんあります。そのひとつに「遺跡」があるのはご存じでしょうか。
サンタクルス通りの花壇越しや、ハビエル城博物館などから見ることができます。

この遺跡はスペインにあるローマの遺跡をモデルに作られました。
スペインとローマって何の関係が?と思うかもしれませんが、実は歴史をさかのぼると深い関係が。実は、紀元前3世紀ころから、スペインはローマ帝国の支配下に置かれてたという歴史があります。スペインの国名「エスパーニャ」の語源は、ローマ人がイベリア半島全体を「ヒスパニア」と呼んだことが由来なんだそう。
今でも、スペイン各地にローマ帝国の面影を感じる建築物や遺跡が数多く残されています。

志摩スペイン村に再現した遺跡は、セビーリャ郊外にある古代ローマの大都市イタリカの遺跡の一部がモデルになっています。イタリカは、ローマ五賢帝にも数えられるトラヤヌス帝やハドリアヌス帝が生まれた町としても知られています。


柱などの遺構が再現されています。スペイン現地では、現在でも神殿や浴場、パン屋などの遺跡が残っているそう。
キャラクターミュージカルを上演中の「コロシアム」も、バレンシア州のサグント(ローマ名サグントゥム)の円形劇場をモチーフにしています、

たくさんの人を収容できて、どの席でも見やすい階段状になった観客席にローマ人の知恵を感じますね。サグントには、1万人収容できる円形劇場がつくられたそうです。
ローマ人はすぐれた土木建築技術によって、神殿や公共施設、邸宅などを数多く建設しました。セゴビアの水道橋も有名ですよね。ハビエル城博物館ではミニチュアを見ることができます。

接着剤や釘を使わずに石材を積み上げたこの橋は、15km以上離れた川から街に水を供給していました。はるか昔に、このような立派な建造物をつくり、今なおスペインに残り続けているなんて!偉大なるローマ帝国の歴史にロマンを感じずにはいられませんね!
スペイン名所めぐりはこちら