12月 29th, 2021
志摩スペイン村でめぐる世界遺産④
Hola!みなさん、こんにちは。
今回は、世界遺産をモチーフにしたスポットをご紹介するシリーズ最終回をお届け!(前回のブログはこちら)
世界遺産ときけば、きらびやかな建造物や美しい自然などをイメージされる方が多いかと思いますが、先史時代の洞窟壁画や建築などもたくさん登録されています。
その中でとくに有名なのは「アルタミラ洞窟」ではないでしょうか。
学校の歴史の授業にも登場しますよね♪
この洞窟の中には、旧石器時代の新人(クロマニョン人)が描いた色彩壁画があります。
ユネスコ世界遺産には1985年に登録され、さらに2008年に17か所が追加され「アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟壁画」として登録されています。
そんな「アルタミラ洞窟の壁画」の実物大レプリカを、なんと志摩スペイン村で見ることができます!!
このレプリカは世界に3ヶ所しかなく、そのうち2つはスペインにあるので、スペイン以外では志摩スペイン村でしか見ることができないんです!
とっても貴重です!
志摩スペイン村のハビエル博物館には、洞窟入り口近くの天井に描かれた7m×5mが再現されています。
ソファに座って天井を見上げてみてください。
レプリカといえど、あなどることなかれ!
洞窟の形や内部の壁、壁画の大きさも忠実に再現され、当時と同じ顔料を使って、同じ方法で壁画を描いてます。
本物とも見れるほど精巧に作られています。
バイソン(野牛)やシカ、馬などの動物が岩肌に描かれているのがわかります。
岩石の凹凸を利用した立体的効果やダイナミックな構図、確かなデッサン力など、高い表現力がうかがえます!
レプリカといえど旧石器時代の美術を身近に見ることができるなんて、歴史ロマンを感じずにはいられませんね!
ハビエル城博物館には他にもスペインの文化、歴史を知ることができる貴重な展示物がたくさんあるので、ぜひじっくりご覧ください!
「志摩スペイン村でめぐる世界遺産」4回に分けてご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
気になるスポットはあったでしょうか??
なかなか海外旅行に行けない今だからこそ、志摩スペイン村でスペイン旅行気分をお楽しみください♪