志摩スペイン村

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2024 年 5 月 18 日
ホテルフラメンコの上演がスタートします!

Hola!みなさん、こんにちは!

ホテル志摩スペイン村では、今年も土曜日の夜を中心にフラメンコショーを上演します。

カルメンホール出演者によるホテル限定のショーです。

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昨日行われた公開リハーサルの様子をリポート!

異国情緒あふれるロビーに情熱的で力強いリズムが響き渡っていました。

 

ステージと客席がとても近いので、ゆたかな表情や手足のしなやかな動きもよく見えますよ。

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アバニコ(扇子)やマントン(ショール)といった小道具を使いながら、様々なフラメンコの魅力をお届けします。

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フラメンコがお好きな方はもちろん、まだ見たことがないという方も必見!

今夜が初日です。ご宿泊の方は鑑賞無料ですので、お気軽にご覧ください♪

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開催日時はこちら

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2024 年 5 月 7 日
フラメンコショー「オペラ・プリマ」の魅力

Hola!みなさん、こんにちは。

志摩スペイン村では日本にいながら、まさに本場スペインの臨場感を体感できるフラメンコショーをお楽しみいただけます。

今日のブログではフラメンコショー「オペラ・プリマ」の魅力をご紹介!

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今回のショーの演出・振付を担当しているのはスペイン舞台芸術の世界で高い評価を得ているダニエル・ドーニャ。

テーマはフラメンコの過去と現在そして未来へのつながりとなっています。

フラメンコが始まった19世紀のレパートリーで歌やギター、踊りも原始的なスタイルをベースとし、今までのフラメンコショーのなかでも特にシンプルな色彩で出演者の踊りや表情をありのまま感じることができます。

 

ショーは4つのシーンで構成されています。

オープニングは「伝統と革新」をテーマに、フラメンコのルーツと伝統に基づき、進化する様々なスタイルのフラメンコを表現しています。

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ギターの音が響く中、スモークとシルエットで始まり、そしてスポットライトの中で迫力ある足さばきサパテアードへ、歌も入り音も少しづつ盛り上がっていきます。

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フラメンコの様々な時代の曲種や踊りを取り入れており、最初のシーンなのに、たくさんの要素が詰まっていて、既に息をのんでしまう迫力と美しさです。

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2つ目のシーンは「カフェ・カンタンテ」。

もともと居酒屋の中庭などで演じられていたフラメンコ。

掛け声や曲も最も古い時代のものとなっており、中には闘牛の様々な技を模した動きを取り入れています。

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今日のフラメンコは、スペインの古典舞踊「ボレラ」とヒターノ(スペインにおけるロマ。いわゆるジプシー)の音楽が混ざり合い発展してきたという歴史があります。

今回のフラメンコショーの大きな特徴であるバレエのような踊りは、フラメンコの起源である「ボレラ」の文化を守りたいという演出家の思いが込められています。

 

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またこのシーンでは、ショールといった女性ダンサーには欠かせない小物やカスタネット、タンバリンも加わり、さまざまなフラメンコの魅力もお楽しみいただけます。

 

そして3つ目のシーン「カラコレス」。

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裾の長いバタ・デ・コラという衣装に身を包んだ女性のダイナミックな踊りと、2人の男性による求愛のゲームとも言える踊りの展開です。

扇と長いスカートを使った優雅な踊りに目が釘付けに。

 

最後のシーン「サンブラ」は、より多様性を取りこんだ新しい流れを表現。

照明の演出も加わり、とても印象的で美しい場面です。

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その日のダンサーの気持ちやアドリブによって毎日少しずつ違った表情や踊りを楽しめます。

 

そして、静かに一人で踊った後は、全員が登場しにぎやかに!

ノリのいい曲調になり、フィナーレへと盛り上がっていきます!

男女のやり取りなどにもご注目ください。

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伝統と近代、また大衆的なものと前衛的なもの、流行なジャンルなものまで、あらゆるものを取り込み19世紀から20世紀の二つの時代を表しています。

 

迫力と様々な表情、同調された脚踏み、出演者のカッコよさなど虜になることはほぼ必然で、幕は閉まっても皆さまの前にはフラメンコの新しい未来へと続くドアが開け放たれています。

この幻想的で、また映画のワンシーンのような舞台の余韻に酔いしれることでしょう。

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初めてフラメンコを観ていただく方、これまでにフラメンコを観たことのある方、全ての方に今までにないここでしかないオリジナルのフラメンコとなっており、きっとフラメンコの魅力を上書きするでしょう!

上演後は無料フォトセッション(出演者のみ撮影)もありますので、ぜひ記念の一枚を撮影してくださいね。

30周年の志摩スペイン村で、まだ味わったことのない新しいフラメンコの魅力をお楽しみください。

詳細はこちら

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2023 年 12 月 18 日
大画面でフラメンコを堪能しよう!

Hola!みなさん、こんにちは。

巨大スクリーンで映像を楽しめる「カンブロン劇場」。

志摩スペイン村の仲間たちが活躍するアニメやスペインの文化・歴史に触れられる映像など、ここでしか見られない作品を楽しむことができます。

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志摩スペイン村にはスペインの名所を再現した建物がたくさんありますが、この劇場の外観にはスペインの都市トレドをかこむ防壁の東北角の門「カンブロンの門」のイメージが取り入れられています。

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さて、今月と来月お楽しみいただけるのが「レガード・ザ・フィルム」。

先月11月30日にフィナーレを迎えたフラメンコショー「レガード」が映像になりました。

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本場スペイン人ダンサーたちが踊る情熱的で力強いステージです。

カルメンホールの熱気をそのままに、大画面の映像ならではの迫力やアングルで、フラメンコを堪能していただけます。

新たなフラメンコの魅力に気づくことができるかもしれません。

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来年の1月8日(月・祝)までご覧いただけますので、まだまだ観たい!と思われる方や、一度観たかった!という方は、ぜひカンブロン劇場に足を運んでみてくださいね♪

上映スケジュールはこちら

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2023 年 4 月 8 日
情熱あふれるホテルフラメンコ

Hola!みなさん、こんにちは!

ホテル志摩スペイン村では今年もホテルフラメンコを上演します。

昨日は公開リハーサルを行いました。

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異国情緒あふれるロビーに響き渡る足のステップや、カスタネットの音。

ダンサーたちのエネルギーあふれる踊りが、みなさんを情熱的なスペインへと誘います。

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ご宿泊の方は無料で鑑賞していただけます。

フラメンコがお好きな方はもちろん、まだ見たことがないという方も必見です!

ぜひ情熱的なフラメンコの世界にどっぷり浸かってください♪

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上演日などの詳細はこちら

※諸事情により予告無く上演を中止する場合がございます。

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2023 年 3 月 10 日
新フラメンコショー「レガード」へ込めた思い

Hola!みなさん、こんにちは。

新フラメンコショー「レガード」の上演が先月からスタートしました。

タイトルの「Legado(レガード)」はスペイン語で「遺産」という意味です。

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今回のショーでは、2つの焦点から「レガード」を描いています。

1つ目は古くから現代に至るまでのフラメンコの歴史を、様々な踊りで表現しています。

2つ目は長きに渡ってフラメンコショーの振付師として活躍した故“ホセ・バリオス“に音楽、振付で敬意を表しています。

 

まずフラメンコの歴史としては、衣裳からもフラメンコの歴史を感じることができます。

フラメンコ女性ダンサーの衣裳は昔、農家で働く女性たちが着ていた衣裳が由来となっており、今回のショーでは地味な色から始まり、だんだん明るい色の衣裳になることでも時代の変化を表しています。

 

それでは、それぞれのシーンを詳しく見ていきましょう。

 

第1景:ORIGEN(起源)

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宗教や生活習慣の違いから迫害を受けていた民族の嘆きや苦しみを歌で表現したものが起源と言われるフラメンコ。

その思いを力強いサパテアードで表現します。

このシーンの舞台の左右にある壁には、昔のフラメンコイベントのポスターが貼られています。

 

第2景:RAI’Z(根幹)

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その後フラメンコは、サパテアードにギターやカスタネットが加わり、スペイン全土へと広まっていきます。

 

喜びや愛情など踊りの表現の幅が広がり、現代フラメンコの根幹が形作られます。

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第3景:OPERA FLAMENCA(オペラ フラメンカ)

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19世紀、南米へと広まり陽気で魅惑的なエッセンスを吸収したフラメンコは、更にその枝葉を広げていきます。

第3景では曲調や踊りの変化にご注目ください。

 

第4景:TABLAO(タブラオ)

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現在では、食事をしながら舞台を楽しむ「タブラオ」がフラメンコ鑑賞の主流です。

観客は間近で繰り広げられる歌と演奏と踊りの迫力に魅了されます。

 

マントン(ショール)やバタデコーラ(裾の長いスカート)等で彩られた「現代」のフラメンコを体感してください。

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第5景:TRIBUTO(トリビュート)

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親から子へ、師から弟子へと伝えられていく「遺産」としてのフラメンコ。

ここ志摩スペイン村で受け継がれてきたリズムや踊りを、本作オリジナルの歌詞に乗せて表現します。

 

冒頭で、ホセ・バリオスへの敬意を表していると述べましたが、彼はスペインフラメンコ界を代表する偉大なダンサー兼振付師であり、2005年の「フラメンコ-フラメンコ」から志摩スペイン村のフラメンコショーの演出と振付を担当してくれていました。

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ホセを継ぎ、今回のショーの演出・振付・構成を担当したのはベゴーニャ・ラモス。

彼女は長年、この志摩スペイン村の舞台で踊ってきたフラメンコダンサーの一人です。

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道具や振付けの一部は、歴代のショーで使われた思い出の詰まった物も使用しています。

 

そして、最後のシーンの歌詞はベゴーニャ自ら作詞し、ホセ・バリオスへの熱い思いを綴っています。

その中の歌詞の一部をご紹介します。

 

「離れていても、忘れないで。

あなたが残してくれたものは、心の奥にいつもあること。

きっと今年のシーズンも、みんなの事を見守ってくれてる。あの遠い空から。」

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歴史や思いが詰まったフラメンコショー「レガード」をぜひご覧ください!

 

・上演時間 25分

・上演場所 カルメンホール

・料金 500円※当日予約制、2歳以下は無料

フラメンコショーの詳細はこちら

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