9月 24th, 2025
バレンシアの心ときめく陶器の町
Hola!みなさん、こんにちは。
海岸沿いを白壁の家屋が並ぶ美しい町、スペイン・バレンシア。
バレンシアといえば、パエリアやオレンジ、火祭りやトマト投げ祭りなどが有名ですが、実は陶器や絵付けタイルの産地として、その名が知られているのをご存知でしょうか?

芸術の秋ということで、今回は陶器工房「カンタロ」で取り扱っているバレンシアの芸術品である陶器「マニセス焼き」をご紹介します。
マニセス焼きは、スペイン・バレンシア州の中心部に位置するマニセスという町で古くから生産されている陶磁器のことです。
ルネサンス期には、その美しさからイタリアに大量に輸出され、宮殿を彩りました。

マニセス焼きの特徴は、黄色と青色の釉薬を使用していることです。
大きく人物や動植物、古典神話などをモチーフに描き、異国情緒溢れる色彩を纏って様々な独自性を生み出しています。
「カンタロ」で展示しているマニセス焼きは、絵皿や花瓶♪どこか素朴な絵柄ですが、気品も感じられます。
そして絵タイルも!
こちらはまた違ったタッチで、手描きの良さが出ていますね。
絵の題材として、しばしば人間を取り上げていることもマニセス焼きの特徴のひとつです。


これらのタイルアートも、スペインが誇る芸術品のひとつ。
スペインでは、宮殿や教会の装飾、通りの看板や家の外壁など至る所に絵タイルがふんだんに使われ、街中が美しく彩られています。

ちなみに、志摩スペイン村パーク内やホテルでも、マニセス焼きやタイルアートの装飾をたくさん見ることができますので、ぜひ探してみてください♬
特にパーク内にあるハビエル城博物館内の「バレンシアの台所」は必見!

18世紀の貴族の台所が再現された展示室です。
1,604枚ものマニセス焼きのタイルが壁に敷き詰められていて、とても美しく、圧倒されること間違いなしです。
厨房を中心とする日常生活の場面が描かれていて、当時の家庭の様子を知るための貴重な資料となっています。


いかがでしょうか。
焼きものの街ならではのマニセス焼きと、贅沢なタイルアートで、スペインの芸術や文化をお楽しみください♪

